40代以降は違いが表れやすい
体の筋肉量は25歳をピークに減少していき、40代以降では著しい基礎代謝低下により顕著な形で外見上に影響が表れてきます。加えて、女性に限っては45歳から急激なホルモンバランスの乱れが起こり、心身両面においてダイエットや健康維持が困難となっていきます。
厳しい食事制限のデメリット
上記のように健康やダイエットを意識すると、まず食事制限を徹底する方が多いですが、大半は失敗に終わると言われます。ある雑誌の発表では、一般的な食事制限ダイエット(カロリー制限等)の長期的な成功率は1パーセント未満とも言われ問題となっています。その要因は、主に下記3点が考えられます。
筋肉量の減少
食事の摂取カロリーを減らすと脂肪と同時に筋肉量も減ることがわかっています。
満腹感の減少
脂肪細胞の減少は、満腹感に作用するホルモンに影響し、常に食欲を我慢しなければなりません。
恒常性の影響
人間には体温や血圧同様、体重を一定に保とうとする機能があり、食事制限後はこの機能が過剰に働きます。
その場しのぎでないアプローチが重要!
無理な食事管理で短期的な変化に一喜一憂するのではなく、体を土台から再構築していくことが必要です。そのための手段として食事だけでなく、運動(トレーニング)の習慣化が有効となってきます。