4人に1人がダイエット後にリバウンドを経験
女性の98%はダイエット経験者
日本人の大半はダイエット経験者であり、ある調査では、女性の98%がダイエットを経験したことがあると回答しました。しかし、ダイエットに取り組んだ後、4人中3人がリバウンド(ダイエット実施前の体型に戻ってしまうこと)してしまうのが現状です。
昨今では、ダイエット特化型のパーソナルジムも増えており、数ヶ月で価格が約40万円に及ぶケースもあります。こうしたジムでは、厳しい食事制限による我慢を強いられるため、多くの方がダイエット期間を終えると反動で暴飲暴食をしてしまいます。結果、大金と辛い時間を費やしただけという方が非常に増えています。こうした現状からも、短期的な効果のみ求めたダイエットは非常に不効率と考えられます。
過剰なダイエットによる弊害
糖質制限ダイエット
昨今、コンビニやレストランでも低糖質メニューが増えてきており、糖質制限ダイエットは定番化しつつあります。しかし、欧州心臓学会誌は2019年「糖質制限食を続けると、心血管系の合併症(心筋梗塞などの血管が詰まる病気)が増えて死亡リスクが上がる」という研究結果を報告しました。
またハーバード大学等でも同様の調査報告があがっており、糖質制限は「命を削る行為」と言えます。
摂食障害
スマホの普及によりSNSやネットニュースからは、毎日膨大な量の情報が発信されています。それらの中には、誤った情報や価値観も多くあり、それらの情報の拡散が摂食障害等の疾患に繋がる可能性も示唆されています。
(※摂食障害の直接的な原因は不明)
摂食障害は「最も死亡率の高い精神疾患」と言われ、発症すると治療に十数年かかるケースもあります。